昨年3月にPanasonicが発表し2000台限定で発売されたAndroidベースの音声通話・データ通信機能を搭載した”コミュニケーションカメラ”「DMC-CM1」の後継機種が1月19日に発表されました。
「DMC-CM10」と名付けられた今回のモデルは、DMC-CM1の音声通話機能をなくしたモデル。細かなカラーリングやストラップホールの違いはあるものの、デザイン的には変わったところはありません。以前DMC-CM1を次期携帯の候補に挙げていたsasatchとしては、せっかくの後継機種が肝腎要の音声通話機能を取り払った事にただただ落胆するばかり。
・・・でも、ちょっと待てよ?LTEデータ通信やWi-Fiが使え、ムービー撮影時の音声を拾うマイクが残っているということは、IP PhoneやLINE・facebookのようなSNSアプリにある「データ回線を使用しての通話」なら使えるのではないか?
そう考えたsasatchは早速Panasonicに問い合わせてみました。翌日には返答がメールで送られてきました。以下に送られて来たメールをそのまま掲載します。
sasatch 様(もちろん名前伏せてます)
パナソニックお客様ご相談センターの○○と申します。(もちろん名前伏せてます)
平素は弊社商品をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。
また、このたびはDMC-CM10に関してお問い合わせを賜り、重ねて御礼申し上げます。
お問い合わせの内容につきまして、 下記のとおりご回答申し上げます。
●音声通話について
DMC-CM10につきましては、 お申し出いただきましたように、キャリア提供の通話回線を利用する通話機能はございませんが、 データSIMもしくはWi- Fiのネットワーク環境を利用して動作する通話アプリであれば通話は可能でございます。
※通話アプリの仕様や機能につきましては、 ご利用のアプリのサポートへご確認をお願いいたします。(ここ大事)
パナソニックお客様ご相談センターの○○と申します。(もちろん名前伏せてます)
平素は弊社商品をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。
また、このたびはDMC-CM10に関してお問い合わせを賜り、重ねて御礼申し上げます。
お問い合わせの内容につきまして、
●音声通話について
DMC-CM10につきましては、
※通話アプリの仕様や機能につきましては、
という事は・・・
おそらく(あくまでおそらく)sasatchが現在使っているLINEの無料通話もデータSIMで使っているIP PhoneのFUSION IP-Phone SMARTも使えるはず(もちろんアプリに依存しますから断定はできませんが)だから、ほぼ携帯電話の様に通話も出来る事が分かりました!
現在サブ端末としてSIMフリー端末にデータSIMを挿してIP PhoneやLINEを使っているsasatchの様なユーザーにとってはこの仕様は朗報ですね(そんな使い方している人がどれだけいるかは大いに疑問ではありますが)。
「なんだ、音声通話ないのか。だったらCM1の方にしよ〜。」と考えているそこのあなた、DMC-CM10も候補に挙げてもいいんじゃないでしょうか。量産機では我慢できないシャア・アズナブルな方はDMC-CM1を選びましょう、入手は大変ですが。